歯医者の疑問に答えます

皆様が日頃感じている歯医者の疑問にお答えします

皆様が日頃感じている歯医者の疑問にお答えします

歯医者での治療について疑問に思われていることはありませんか? こちらでは、患者様からよく承るご質問をQ&A形式で回答いたします。これ以外の疑問がある場合やもっと詳しく知りたい場合には、お気軽に宇都宮市吉野の「みき・さくら歯科」までご相談ください。

Q&A

一般的な質問
Q1なぜ1本の歯の治療で何回も通うのですか?
A1

たとえば、むし歯治療の場合、歯を削ってから詰めもの・被せものが必要です。ごく初期の小さなむし歯であれば削ってすぐ詰めものができますが、削る部分が大きい場合、ピッタリ合うものをつくるには日数がかかってしまうのです。

できるかぎり「よい治療」をご提供するためには、どうしても時間が必要です。また、悪くなった部分だけを治すのではなく、お口全体のバランスまでもふまえた治療をご提供するには、何回かの通院が必要なことをご理解いただければと思います。

Q2同じ治療なのに歯医者によって金額が違うのはなぜですか?
A2

保険診療の場合であれば、医院によって治療費が変わることはありません。しかし、インプラント治療や審美歯科などの自費診療の場合には、その医院が採用している処置内容や使用する素材などによって費用が異なります。

これは、詰めもの・被せものやインプラントなどといった補綴物(ほてつぶつ)の製作を依頼している、技工所の技術や設備などによっても異なるのです。

Q3毎日歯みがきをしているのになぜむし歯になるのですか?
A3

毎日歯みがきを続けることは予防にとって大切ですが、残念ながらどんなに丁寧な歯みがきでも、むし歯や歯周病を招くことのあるプラーク(歯垢)をすべて取り除くことはなかなかできません。むし歯、歯周病を予防するには、毎日の歯みがきに加えて歯科医院で定期的に専門的なクリーニングを受け、お口の衛生管理をしっかり行うことが必要なのです。

Q4神経を抜いたのに歯が痛いのはなぜですか?
A4

むし歯が悪化した場合には、根管(こんかん)治療で歯の神経を抜くので痛みを感じなくなります。しかし、根管治療が不完全で歯根の先に細菌が残っている場合、時間の経過によって歯根の外側の神経に痛みを感じることがあります。ほかにも、歯周病が進行して炎症が起きた場合などにも痛みます。いずれにしろ適切な治療が必要ですので、痛みをがまんせずお早めにご相談ください。

小児歯科に関する質問
Q5ケガで子どもの歯が抜けたときには歯医者に連れて行ったほうがいいですか?
A5

はい、すぐに電話連絡をしてからご来院ください。できれば30分以内に到着できる医院を選びましょう。軽くうがいをして、患部を乾燥させないように気をつけて、抜けた歯を元にもどすか、濡れたガーゼで包んで歯ぐきと頬の間に挟んでご来院ください。

Q6キシリトールは歯にいいのですか?
A6

キシリトールはむし歯菌のエサにならない甘味料です。さらにむし歯菌の活動を抑制する性質があります。またキシリトール入りのガムを噛むとだ液の分泌が促進されて、お口の中の自浄作用が高まります。

Q7フッ素は食品添加物だと聞きましたが安全ですか?
A7

フッ素は骨の中に含まれる自然元素の一つです。たしかにさまざまな食品に微量ですが含まれています。またむし歯予防に用いるフッ素の量もごくわずかですので、人体への悪影響はほとんどありません。フッ素のデメリットよりもメリットのほうが大きいので、むし歯の予防処置にフッ素塗布が広く普及しています。

Q8生え替わった永久歯がぐらぐらしています。大丈夫ですか?
A8

生えたばかり永久歯の歯根はまだしっかり根づいていないので、ぐらぐらすることがありますが、だんだんと顎の骨に固定されますので心配はいりません。それでも気になる場合は、お気軽にご相談ください。

Q9乳歯が残っているのに永久歯が生えてきました。どうすればいいですか?
A9

永久歯が先に生えてきて、そのあとで乳歯が自然に抜けるケースもあります。ただいつまでたっても乳歯が抜けそうにないときは、抜歯が必要になることもありますのでご相談ください。

マタニティ歯科についての質問
Q10妊娠3ヶ月ですが、歯科治療は受けられますか?
A10

急を要する症状がある場合は処置を行います。しかし少し待てるような状態の場合は、妊娠安定期(妊娠5~8ヶ月)の受診をおすすめします。判断が難しい場合には、まず、遠慮なくご相談ください。

Q11妊娠中のレントゲン撮影はお腹の赤ちゃんに影響がありませんか?
A11

歯科のレントゲン撮影は、お腹から離れているうえ、X線を遮断する専用エプロンを着ていただきますので、さらに安全性が高まります。ただ、できれば妊娠中にはレントゲン撮影が必要になるようなお口の状態にならないことが大切ですので、妊娠前にしっかり予防ケアしましょう。

Q12妊娠中に歯科医院で処方されるお薬を飲んでも大丈夫ですか?
A12

基本的に妊娠中の薬の服用なおすすめできません。しかし必要な場合は、産婦人科の先生とも相談して処方します。できるだけ量を抑えますので、ご安心ください。

Q13妊娠中の歯周病予防にはどんなことをすればいいですか?
A13

まず妊娠前から定期検診を受けてしっかり予防ケアしましょう。またつわりのときなどにお口の中で細菌が繁殖しないように、うがいや歯みがきをなんとか続けてください。歯みがき粉やデンタルリンスの味や香りがつらい場合には、歯ブラシだけでも使いましょう。歯みがきが困難な場合には、水やお茶で口をゆすぎましょう。

Q14歯科治療で麻酔をしても大丈夫ですか?
A14

歯科治療で使うのは「局所麻酔」ですので、胎児への影響の心配はありません。激しい痛みがある場合は、妊婦さんに大きなストレスがかかりお腹の赤ちゃんにも悪影響ですので、適宜麻酔を使用します。

Q15お母様から赤ちゃんへむし歯がうつるのですか?
A15

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌は存在しません。しかし、むし歯は感染症なので、やがてまわりの大人のだ液から感染します。そのため赤ちゃんと長い時間をすごすお母様からうつる可能性が高いのです。むし歯菌の感染はできるだけ遅らせることが大切です。ちょっとした工夫でそれが可能になりますので、詳しくはこちらをご覧ください。