小児歯科

お子様をむし歯から守りましょう

お子様をむし歯から守りましょう

子どもの歯、乳歯は大人の歯、永久歯よりむし歯にかかりやすいうえに、進行が早いのをご存知ですか? じつは乳歯は永久歯よりやわらかく、むし歯菌の出す「酸」に弱いのです。また、お子様だけではお口のケアがうまくできないことも原因の一つです。お子様の歯をむし歯から守ってあげるには、大人の方の注意が欠かせません。

「乳歯は生え替わるからむし歯になっても大丈夫」というのは間違いです。永久歯に生え替わるときにお口が健康な状態であるかどうかは、大人になってからの永久歯の健康にも大きく影響します。毎日の歯みがき、しあげみがきとともに、むし歯になったらきちんと治療を受けることを習慣づけましょう。

お子様のお口まわりで気になる症状があるときには、できるだけ早く宇都宮市吉野の「みき・さくら歯科」にご相談ください。

むし歯にさせないためのポイント

お子様の大切な歯をむし歯から守るために、日頃から次のポイントに注意しましょう。

  • 歯が生えてきたら通院をはじめましょう!
    むし歯になるリスクは歯が生えてきたときから生まれます。歯が生えてくる生後6~7ヶ月には、一度診察に連れて行きましょう。

食事やおやつは時間を決めて規則正しく食べましょう!

  • 食事やおやつは時間を決めて規則正しく食べましょう!
    「だらだら食べ」は、お口の環境を悪化させてしまいます。時間をきちんと決めて食べるようにしましょう。
  • おやつの選び方に注意!
    お口の中に糖分が残りやすいアメ、ガム、キャラメル、チョコレート、グミなどは、むし歯になりやすい環境をつくってしまいます。キシリトール入りのものやシュガーレスのものなどを上手に活用しましょう。
  • おやつを食べたら口をゆすごう!
    おやつを食べたら歯みがきをしましょう。それが難しければ、口をゆすぎましょう。小さな頃から習慣づけることが大切です。

おやつにも大事な役割があります

おやつにも大事な役割があります

「むし歯のもと」だと悪者にされがちなのがおやつです。しかし、一度にたくさんの量を食べられない小さなお子様にとって、じつはおやつは大切な食事の1回であるといえます。ちょっとした注意や工夫で、おやつを楽しい時間にしてあげましょう。

  • やわらかいものばかりにならないように、噛みごたえのあるものを選びましょう。
  • 糖分を控え、キシリトール入りやノンシュガーのものを活用しましょう。
  • 「時間を決める」「夕食後には食べない」など、約束ごとを決めましょう。
  • おやつのあとには、歯みがきやうがい、口ゆすぎなどの習慣をつけましょう。
  • おやつは市販のお菓子ばかりとはかぎりません。果物や野菜などを取り入れましょう。

小児歯科メニュー

歯みがき指導

歯みがき指導

歯みがきは、「みがいている」と「みがけている」とではまったく違います。一人ひとりのお子様のお口の状態に合った歯ブラシを用いて、汚れを効果的に落とすことが大切です。小児歯科では、親御様に「しあげみがき」のコツもお教えしています。

フッ素イオン導入

フッ素イオン導入

イオン導入器を用いて歯に効果的にフッ素を取り込ませる処置です。フッ化ナトリウム溶液をフッ素とナトリウムとに電気分解して導入して、ただ表面に塗るだけよりもしっかり内部に浸透させます。やわらかいお子様の歯質を強くし、むし歯を予防します。

シーラント

シーラント

複雑な溝を持ち、むし歯になりやすい奥歯の溝をあらかじめ歯科用プラスチックで埋めて、むし歯を予防するのがシーラントです。乳歯にも生えたばかりの永久歯にも効果的です。

過剰歯の抜歯

過剰歯の抜歯

ときどき、通常の本数より多い歯が生えてくることがあります。その歯は「過剰歯」と呼ばれ、多くの場合歯並びを乱す原因となるため、抜歯が選択されます。当院では過剰歯の抜歯に対応しますので、気になる歯があれば一度ご相談ください。

子どもの歯がおかしいと思ったらご相談ください

子どもの歯がおかしいと思ったらご相談ください

心配なのはむし歯だけではありません。お子様の歯並びが気になりませんか? きれいな歯並びは一生の宝物です。口元が美しくなるうえ、むし歯や歯周病のリスクを抑えたり、全身のバランスを整えたり、健康維持にもつながります。将来的に歯がきれいに並ぶように成長期に行うのが小児矯正で、顎の骨のバランスを整え、顎の広さを確保して将来的に歯がきれいに並ぶようにします。

子どもの歯並びの乱れを放置するリスク
  • 顎や顔のゆがみが心配です
  • 歯みがきがしにくく、汚れがたまりやすいとむし歯や歯周病、口臭のリスクが高まります
  • 顎関節症や肩こりなどを起こしやすくなります
  • よく噛めないで食べものを小さく砕くことができないと、消化器官に負担がかかります
  • 息がもれたり、舌の位置が定まらなかったりすると発音が不明瞭になります
  • 口元の乱れがコンプレックスになってしまうことがあります

クセが原因で歯並びが悪くなることもあります

歯並びが乱れるのには原因があります。その一つが日頃のクセです。お子様に、次のようなクセはありませんか? 心配なクセは、できるだけ早くやめさせてあげましょう。

指しゃぶり

指しゃぶり

指で前歯を押すので出っ歯や、前歯が噛み合わない「開咬(かいこう)」になることがあります。

口呼吸

口呼吸

舌の位置が定まらずに歯並びを乱すほか、むし歯やのどの炎症の原因にもなります。

唇・爪を噛む

唇・爪を噛む

歯や歯ぐきに負担をかけ、出っ歯や受け口を引き起こす心配があります。

タオルなどを噛む

タオルなどを噛む

出っ歯や噛み合わせの乱れの原因になることがあります。

頬づえ

頬づえ

片顎に負担をかけ、歯並びを乱すほか、顎のゆがみや発達不足につながることがあります。

丸飲み

丸飲み

「噛む」ことが足りずに、歯や顎の発達不足につながります。だ液不足によるむし歯も心配です。

舌癖(ぜつへき)

舌癖(ぜつへき)

舌を突き出したり、前歯を押したりするようなクセがあると、歯並びの乱れに影響することがあります。

お子様の歯並びのお悩みは「みき・さくら歯科」にご相談ください
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